Protools コミット機能使い方

Pro Tools コミットではトラックをレンダーする機能です。トラックをそのまま別のトラックでフリーズせず上書きでオーディオ化されます。この機能は、システム
の処理能力を解放する場合や、セッション内で一部の
プラグインしか使用していない他のシステムとセッ
ションを共有する場合に便利です。
コミットできるトラックのタイプは、オーディオ・トラッ
ク、AUXインプット・トラック、MIDIトラック(イン
ストゥルメント・プラグインにルーティングされている
場合のみ)、インストゥルメント・トラックです。コミッ
トしたトラックは、元に戻すことができます。
1つ以上のトラックをコミットするには:
1 1 つ以上のトラックを選択し、以下のいずれかの操
作を行います。
• [トラック](Track)>[コミット](Commit)を選択
します。
• コミットするトラックを右クリックして[トラックを
コミット]を選択します。
• Option+Shift+D(Mac)またはAlt+Shift+D
(Windows)を押します。
2 必要に応じて、[トラックをコミット]ダイアログを
編集します(図( 4ページ)を参照)。
3 [OK]をクリックします。
コミットされるもの
トラックをコミットすると、必ず以下のものがレンダ
リングされます。
• クリップ・ゲイン
• すべてのインサート(またはインサートに対するコ
ミット)
• HEAT(プリインサートの場合、Pro Tools HDのみ)
• エラスティック・オーディオ
トラックをコミットすると、必ず以下のソース・トラック・
データが新しいトラックにコピーされます。
• タイムベース
• エラスティック・オーディオ・アルゴリズム
• ソロ・セーフ
• トラックのインプット・アサインメント(チャンネ
ル幅が変更されていない場合)
• トラックのアウトプット・アサインメント
• HEAT設定(Pro Tools HDのみ)
[トラックをコミット]ダイアログで選択した場合、以下
のソース・トラック・データをオプションでレンダリン
グすることができます。
• パン・オートメーション
• ボリューム・オートメーション
[トラックをコミット]ダイアログで選択した場合、以下
のソース・トラック・データをオプションでコピーする
ことができます。
• センド
• グループ・アサインメント

コミットされたトラック上で維持されるクリッ
プ境界
トラックをコミットすると、以下の条件に従い、異な
る結果でクリップの境界が維持されます。
[コミット]を[選択したトラック](Selected Tracks)
に設定すると、トラック上の各クリップの開始位置と終
了位置が、レンダリング後のコピー内で維持されます。
[コミット]を[編集範囲]に設定すると、, 編集範囲の
開始位置と終了位置により、レンダリング後のコピー
上の最初のクリップの開始位置と最後のクリップの終
了位置が決まります。範囲内のすべてのクリップ境界
が維持されます。
[クリップを統合]オプションを選択すると、レンダリン
グされたコピーが、統合された1 つのクリップになり
ます。

プラグインの処理が原因で、クリップの終了後も、ソース・
トラックのオーディオ信号が–144 dBFSを超えたままに
なっている場合は(リバーブやディレイなど、タイムベー
スのエフェクトを使用する場合等)、現在のオーディオ信
号も対象とするようにレンダリング後のクリップが拡張
されます。オーディオ信号が–144 dBFSを下回ると、レ
ンダリングされたクリップが終了します。ソース・トラッ
クのオーディオ信号が特定のクリップの終了位置を超え
て次のクリップの開始位置に継続して送信されている場
合、レンダリングされたトラックにより、これらのソース・
クリップが1つのクリップに結合されます。
アンプ・モデリング・プラグインなど、意図的に高い
ノイズ・レベルが設定されているプラグインの場合、
レンダリング後のクリップ境界が拡張されることが
あります。
コミットされたAUXインプット・トラックは、AUX
インプット・トラックの入力にルーティングされた
オーディオ・トラックのクリップ境界を参照し、可能
な場合は常にそのクリップ境界を保存します。